欧州債市場では、ドイツ国債相場が２週連続高となった。

　ドイツのインフレ率が６月にゼロとなったことを受け、欧州中央銀行（ＥＣＢ）が来週、政策金利を

　　　　　過去最低水準に据え置く

との見方が強まった。

　ドイツ連邦統計庁の26日発表で、６月のドイツのインフレ率は２カ月連続でゼロとなり、少なくとも13年ぶり低水準であったことから10年債利回りは約１カ月ぶり低水準となった。

　エコノミストで構成する陰のＥＣＢは、来週の政策決定会合での

　　　　　0.5ポイントの利下げ

を呼び掛けた。
　また、オーストリア経済研究所（ＷＩＦＯ）は、オーストリアの

　　　　　景気悪化が予想より深刻化

するとの見通しを示した。
　　　　

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