2010/06/02 05:46
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人材サービス会社 ラディアホールディングス・プレミア (東京都港区、旧クリスタル) が、東京地裁から5月21日付で特別清算の開始決定を受けていたことが明らかになった。 信用調査会社の帝国データバンクによると、2009年6月末の負債総額は約74億円で特別清算にあたって、負債総額はさらに膨らむとみられる。 同社は1974年の設立で、複数の人材サービス会社を子会社に持ち、業界最大手といわれていた。 06年に主力子会社が違法な偽装請負を繰り返していたとして、大阪労働局から事業停止命令を受けるなど、法令順守の問題が表面化した。 その後、人材派遣大手の旧グッドウィル・グループ(現ラディアホールディングス)に買収された。 なお、旧グッドウィル・グループは、同社とは別の子会社の違法派遣が発覚するなど、経営が悪化したことで、子会社となっていた同社の経営も、厳しくなっていた。 昨年12月にはグループの連結対象からはずれ、4月の株主総会で解散が決議されていた。 また、旧クリスタルの買収を巡っては、仲介した投資事業会社が絡む脱税事件も、東京地検特捜部によって摘発されている。 PR |
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