2011/03/08 12:46
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財務省が8日発表した1月の国際収支状況(速報)の対内証券投資によると、中国は日本国債などの証券を 1406億円 売り越し、売り越しは3カ月連続であった。 円高・ドル安が長期化し、日本銀行の金融緩和下で短期金利が低位にとどまる中、保有額の削減をさらに進めたと見られる。 内訳は短期債が1713億円の売り越し、中長期債は 306億円の買い越しで、リビア情勢等の影響を織り込んできているようだ。 中国を含む世界全体からの対日証券投資は7兆1301億円と過去最大の買い越しとなっており、リスク回避の動きが強まった。 中国は2010年初めから7月までの買い越し額が 2兆3159億円 と過去最大だった05年通年の約9倍に到達した。 しかし、8月以降は売り越しに転じ、通年では4677億円の純減となっていた。 PR |
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