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# 日本の巡視船と中国漁船が衝突した事件
2010/09/19 17:20
 菅改造内閣で外相に就任した前原誠司氏は19日午前、NHKの討論番組に出演した。
 尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近で日本の巡視船と中国漁船が衝突した事件をめぐり、中国国内で起きた反日デモなどの抗議行動について、中国政府が
   抑制するための努力
をしてくれていると一定の評価を示した。 ranking
(暴動が毎年1万件以上も起きる国であり、日本への対応措置で抑制したと思うのはオメデタイかもしれない。他の抗議活動との連動から大きなうねりが出ることを恐れての措置と見たほうがいいだろう。そもそも日本の漁船で立場が逆なら、闘争する時点で銃撃を受け、撃沈ということになりかねないかも。)  
 
 なお、同外相は、同事件への日本側の基本的な対応について
   日本の法にのっとって対応する
のに尽きると述べた。
 日中双方が
   お互い冷静に対応
することで戦略的互恵関係を強めるため今後も話し合っていくと述べた。
 また、漁船衝突事故について
   偶発的事故
との認識を示し、冷静に中国側も対応してもらいたいと語った。 ranking
 
 ただ、考えておかなければならないのは、尖閣諸島周辺域で海底油田や天延ガスなどの資源が発見されてから中国側が領有権を強く主張している点だ。海底資源が発見されるまでは何ら価値のない島であり、沖縄が日本に返還された時点でも特段領有権すら主張しておらず、同時期に発行された中国の地図にも日本の領有権を裏付ける島の名前が現状と同じ名前で記載してあることだ。
 そもそも、資源が発見されてからの領有権の主張を互恵的な観点から共同開発に持ち込むというような動きになれば、もともと権利すらないものに対し権利を与えるということにもなり、利益だけが転がり込むのと同じだ。
 外相の戦略的互恵関係の強化の意味することを別の角度からも考える必要があるのではないだろうか。
ranking
 
  

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