欧州経済の悪化兆候が高まりつつある中
債務危機解決を目指し、赤字抑制条約をまとめるほか
5000億ユーロ(約5000億円)規模の救済基金の
前倒し発足で正式合意することを目的にした欧州連合(EU)首脳会議がブリュッセルで開催された。
欧州債市場ではドイツ10年債相場が4営業日続伸、ドイツ10年債利回りは18日以来の低水準を付けた。
イタリアが30日実施した国債入札の発行額は
75億ユーロ
と、目標上限に届かず10年債は3営業日ぶりに下落した。
欧州中央銀行(ECB)がポルトガル債を購入したとの観測が広がったものの、支援材料とはならず、ポルトガル10年債利回りはユーロ導入以後の最高を記録した
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ひとこと 金融機関が欧州サミットでの金融政策を見守る姿勢を強めている結果だ。
過去、ドイツが支援策等の厳格化を求める場面が多く、市場に冷や水を与える結果となっており、先に売りを優先させているようだ。
サミットが市場の好感を得るような結論を導き出せれば大きくリスクマネーが拡大するだろう。期待半分と言ったところだが...
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