ボネロ総裁（マルタ中銀）の発言（15日）
　　　欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策委員会メンバー
　バレッタでインタビューに応じ、現在のような不透明な状況の中では
　　　　原理原則と現実主義
のバランスを取る必要があると述べ、各国が経済成長を通じ債務問題から脱却するのを阻害することがないように、慎重な対応が必要だと語った。→ ranking

　ＥＣＢはインフレ期待が抑えられている限り
　　　欧州域内高債務国の経済成長
を犠牲にして利上げを断行するべきではないと述べた。
　ソブリン債危機はまだ終わっていないし、銀行セクターは危機の解決に向けた鍵だが、一部の国では依然として極めて脆弱だと説明した。
　
　金融セクターと実体経済の間で、ソブリン債を通じた負の連鎖がまだ起こり得る。景気下振れリスクの可能性が高いと続けた。　→ ranking
　
　

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