2011/02/22 19:13
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英国の石油会社BPのロバート・ダドリー最高経営責任者(CEO)は、今年に入って2件目となる 約70億ドル(約6000億円)規模 の投資を発表した。 米国メキシコ湾のマコンド油井の原油流出事故を受け米国での探査掘削が停止状態となっており、同社が世界で最も速いペースで成長を遂げる 新興国に重点を移行 させていることを示唆している。 → ranking 米国人として初めてBPのCEOに就任したダドリー氏は21日、インドの リライアンス・インダストリーズ の同国での深海油田探査に向け72億ドルを支払うことで合意した。 BPの発表ではインドでリライアンスが保有する 23鉱区の権益30% を取得するとともにガス販売に向け共同事業を設立するという。 業績に応じた将来の支払いなどを合わせると、投資規模は200億ドルに達する可能性がある。 応援クリックをお願いします。 BPは1月にロシアの北極海の共同開発に向け同国の ロスネフチ と80億ドル規模の株式交換を行うと発表している。 また、昨年にはブラジル沖での探鉱に関する契約に署名、南シナ海での沖合開発に関して中国海洋石油(CNOOC)とも提携した。 BPでは、新興国が向こう20年間のエネルギー需要の伸びの大半を占めると予想しており、探鉱部門はこの地域に重点を移している。→ ranking PR |
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