米国債相場は上昇した。

　２年債利回りは 2004年４月以来の低水準をつけており利下げ期待の先読みの流れが出ている。
　信用市場での損失拡大や米経済悪化を受けて投資家は比較的安全性の高いとされる債券に買いを入れたかたちだ。

　週間ベースでの２年債は１月４日に終了した週以来で最大の値上がりとなった。

　スイスの大手銀ＵＢＳが証券会社や銀行、保険会社は少なくとも

　　　　6000億ドルの損失を計上する可能性

があるとの見通しを示したのが手掛かり。
　また、午前に発表された２月のシカゴ購買部協会景気指数は2001年12月以来の最低に落ち込んだ。

　

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