中国の外国為替取引では、人民元が米ドルに対し2005年７月のペッグ制廃止後で最大の下げを記録した。

　世界的な金融混乱の拡大に対応し、輸出企業支援と景気下支えを目指し、中国当局が元上昇を抑制しているとの観測が広がった。

　温家宝首相（中国）は24日、米国がリセッション入りする可能性が高まるなか

　　　　　経済と金融・資本市場の安定維持

に向けて取り組むと表明した。
　中国人民銀行が22日発表した調査では、輸出受注がペッグ制廃止後で最低水準まで落ち込んだことが示された。
　　　

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