時価総額で世界最大の銀行、中国工商銀行の1-6月(上期)決算は、急速な経済成長が続く中国本土での融資と手数料の伸びが寄与し純利益が
1095億元(約1兆3210億円) 前年同期比+29%と増え、前年同期の846億元(同0.25元)を上回り過去最高を記録した。
香港証券取引所への25日の届け出によると、
事前の市場でhアナリストが1060億元を予想していた。
一方、中国3位の中国農業銀行が同日発表した1-6月期純利益は
667億元()前年同期比+45%)となった。
工商銀と農業銀は、世界の倍のペースで経済が拡大すると見込まれている中国の融資とクレジットカード、保険の需要を取り込んでいる。
なお、工商銀の通期利益はこのままいけば8年連続で過去最高となるものの
不動産ローンと地方政府の債務
が焦げ付くとの懸念から中国の株式相場が4-6月(第2四半期)に
過去2年半で最悪のパフォーマンス
となっており、同行は貸倒引当金を積み増している。
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