欧州債市場では、これまで救済協議が続けられているものの、これで域内の高まりつつある危機を抑制できないとの観測が広がったことが背景となり、アイルランド国債を中心にユーロ圏の重債務国の国債相場が下落した。→ ranking
　　
　また周辺国への波及が懸念され、スペインとポルトガルの両国債相場も下落した。
　ドイツのメルケル首相はこの日、2013年以降の導入を目指すユーロ圏の
　　　　　危機解決メカニズム
について、同国は
　　　　　国債保有者の負担義務付け
をあきらめないと述べた。
　
　カウエン首相（アイルランド）が22日に来年初めの総選挙実施の可能性を示唆したことから、救済合意が順守されないとの懸念が高まった。
　
　北朝鮮と韓国が砲撃を交わしたことで、域内で最も安全資産とされるドイツ国債に対する需要が増えた。→ ranking　
　
　　　

[0回]