2011/04/20 04:33
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世界のヘッジファンドの運用資産は今年の第1四半期(1-3月)末時点で初めて 2兆ドル(約165兆円) を超え、世界的な金融危機の際に見られた過去最大規模の投資損失や顧客による資金引き揚げから、回復したようだ。→ ranking 調査会社ヘッジファンド・リサーチの19日の発表によると、ヘッジファンドの運用資産は第1四半期に1020億ドル増加した。 そのうちの700億ドルは投資パフォーマンスによるもので、320億ドルは新規資金の流入だという。 今年第1四半期に顧客が新規に投じた320億ドルは、07年第3四半期(7-9月)以来の最高だった。 → ranking なお、世界のヘッジファンドの運用資産は2009年第1四半期に一時1兆3300億ドルまで減少していた。 サブプライムローンやCDF、モノライン等の金融派製品取引市場での信用崩壊が拡大し、前年に損失が広がったことで、顧客による資金の引き揚げが急増した。 ヘッジファンドは過去2年間いずれも平均でプラス10%の投資リターンを上げ、年金基金や寄付基金、ほかの投資家の資金を呼び戻している。→ ranking PR |
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