2011/10/01 21:42
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キリンHD(2503)は、経営権掌握を狙ってブラジルのビール会社 スキンカリオール の少数株主からの株式買い付けに 20億ブラジル・レアル 以上を投じることが明らかになった。 この情報は話し合いが非公開だとして匿名を条件に報道機関に語ったものだが、キリンが少数株主に支払う1株当たりの金額は、キリンが先月スキンカリオール創業者の息子である アレシャンドレ・スキンカリオール氏 アドリアーノ・スキンカリオール氏 との間で合意した金額(39億5000万レアル)に近い水準という。 キリンはスキンカリオールの発行済み株式総数の 50.45%を保有するアレアドリ社 の発行済み全株式を取得するため、アレシャンドレ、アドリアーノ両氏にを支払うことで8月に合意した。 なお、少数株主は、裁判所に株式取得の差し止めを求めて訴えを起こしている。 キリンは取引の一環として、スキンカリオールの負債(11億レアル)の半分を継承するとしている。 昨年末時点で21億レアルあったスキンカリオールの労務、法務および税務関連の負債継承先については今も株主と交渉が続いている。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 ひとこと 円が経済力以上に買われている状況を利用し、海外企業を買収する動きを強めるべきだ。過去、バブル期においても海外の企業を買収した経緯はあるが、不動産に資金が流れ大きく資産を毀損したところも多く、二の足を踏んでいる。単に工場進出では自らの資産の配分でしかなく企業としての底時からが強まるのも限定的だ。 PR |
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