スペイン２位の銀行
　　　　バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ＢＢＶＡ）
の2010年１－３月（第１四半期）決算は、純利益が
　　　　12億4000万ユーロ（約1500億円）
　　　　　　　（前年同期　12億3800万ユーロ）
とほぼ横ばいだった。

　ホールセール（大口金融）バンキング部門の利益が増加するなか、不良債権比率が安定化した。　　
　市場の事前予想11億7000万ユーロを上回った。　　

ｖなお、ＢＢＶＡは同行にとって２番目に大きな市場であるメキシコのほか、07年に90億ドルで買収した
　　　コンパス・バンクシェアーズ
を拠点に支店を開設している米国南部での成長を狙っている。

　ただ、スペインがリセッションからの脱却を目指すとともに財政赤字の抑制に苦しむなか、最大の稼ぎ頭であるスペイン市場への依存度が同行にとって懸念材料となっている。
　同行は昨年、利益の45％をスペインとポルトガル市場から得ている。　　　
　
　　　

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