米国の化学メーカー最大手
　　　　ダウ・ケミカル
は、スタイロン・プラスチック事業部門を投資会社の
　　　　ベイン・キャピタル・パートナーズ
に約16億3000万ドル（約1451億円）で売却することに合意した。

　ダウ・ケミカルはこの売却により債務を返済し、付加価値の高い素材に注力するとしている。

　ダウ・ケミカルは利益拡大と
　　　　ローム・アンド・ハース
の買収時に発生した負債を返済するため、今年20億ドル相当の事業資産の売却を計画している。

　なお、２日の発表文書によると、ダウは売却条件の一部としてスタイロンの株式15％を取得できる権利を有する。
　また、売却には債務は含まれていない。

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