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# スペインとイタリアの銀行は融資の抑制を余儀なくされる可能性
2011/08/06 06:31
 スペインとイタリアの銀行は融資の抑制を余儀なくされる可能性があり、欧州経済のリスクとなる恐れが出ている。域内のソブリン債危機で資金調達市場が凍結しているためだ。  
 
 欧州連合(EU)首脳がユーロ圏初の
    デフォルト(債務不履行)の回避
に苦慮するとの観測からスペインとイタリアの国債利回りは今週、過去最高に上昇した。
 
 これを受け、イタリア最大の銀行ウニクレディトやスペイン最大手サンタンデール銀行などの借り入れコストが押し上げられた。
 
 両国それぞれの5大銀行が2013年までに償還を迎える社債は
    約2400億ユーロ(約26兆8400億円)規模
という。
 これらの銀行は6月以降、新規に社債を発行しておらず、短期市場金利は銀行間の融資市場が凍結しつつあることを示している。
 
 これにより、政府が過去最大規模の財政赤字への対応に苦しむ中で銀行が融資の抑制を強いられ、域内経済のリセッションにつながる恐れがある。  
 
 西欧の銀行は7月、合計で約73億ユーロ相当のユーロ建て債券を発行した。
 発行規模は6月の138億ユーロ、5月の330億ユーロから減少した。  
 
 スペインとイタリアの銀行は債券を発行できない状態が続いている。
  
 
 
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