2009/12/25 05:03
|
戸建て住宅向けのシステムキッチンやシステムバスの企画製造、販売を手がけた ミカド(大阪市北区 h.p) は今年に入り、人員削減などに取り組む一方、10月には同業のタカラスタンダードと販売面の業務提携で基本合意して復活の道を探ったが、資金繰りに行き詰まり、24日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。 なお、負債額は約176億円で債権者説明会を28日午後1時半から、大阪市中央区の「エル・おおさか」で開く予定。 1985年設立の企業で、バブル崩壊後に住宅市場の低迷で経営が悪化したためショールーム閉鎖などのリストラを進め、市場の回復とともに売上高はいったんは回復していた。 07年6月の建築基準法改正や昨年のリーマン・ショックで再び経営環境が悪化していたもので09年3月期の売上高は前期比13%減の312億円、約8億円の純損失となり3期連続の赤字に陥っていた。 PR |
|
トラックバックURL
|
忍者ブログ [PR] |