欧州銀行監督機構（ＥＢＡ）は、欧州の銀行が
　　　保有ソブリン債
を時価評価後
　　　約1000億ユーロの資本
が必要になると試算していることが明らかになった。
　
　関係者が匿名を条件に述べたものだが、ＥＢＡは狭義の中核的自己資本である
　　　コアＴｉｅｒ１比率９％
に達するために欧州の銀行が財務相らに伝えたとしている。
　
　なお、政策当局者の協議は進行中で数字は変わる可能性があるという。
　この必要資本額についてはロイター通信が22日に報じた。
　
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ひとこと
　資本増強を行う場合の資金は誰が出すというのか。邦銀は投資タイミングが余りにも考えないまま、勧告系金融機関と競り合い、価格査定を厳格にしタ影響で手を引いたのを投資のチャンスと読み誤り、資本購入し大きな損失を受けた過去の例が示すように、情報収集能力が欠如している。
　
　このような金融機関から出向役員を受け入れる企業の経営者の発言がマスコミを賑わしているが、政府に提言や要請をして政策を進める姿勢は国益を阻害する要因としかならない。
　
　　　　　　

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