2010/03/26 05:07
|
金融市場の混乱以降、英国政府管理下にある銀行大手 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ (RBS) は、投資家に債券の交換もしくは買い戻しを提示、税引き後で 12億5000万ポンド (約1723億6000万円) の資本増強を実現し、狭義の中核的自己資本 コアTier1の比率 を引き上げる計画を発表した。 債務交換の結果として、普通株を主体としたコアTier1比率の約0.35%上昇を見込んでいる。 RBSと傘下の英国金融機関 ナショナル・ウェストミンスター銀行 (ナットウェスト)(関連情報) は、額面にして143億ドル(約1兆3260億円)の社債を買い戻すこととなる。 投資家は額面1ドル当たり最大86セント、もしくは社債1口当たり最大21.25ドルを受け取る。 広範にわたる劣後債保有者に対し 額面以下での償還 優先債への交換 を提案することで、RBSは損失を明確にすることができると指摘した また、およそ62億ポンド相当のTier1、Tier2劣後債を新発の優先債もしくは現金と交換するとしている。 PR |
|
トラックバックURL
|
忍者ブログ [PR] |