NYMEXの原油先物相場は11日の時間外取引で、1週間ぶりの高値水準で推移した。
イランからの供給が途絶えるとの懸念が浮上し
債務危機封じ込めで苦戦
している欧州がリセッション入りするとの観測を打ち消す形となった。
原油先物は一時0.6%下げたものの、イランのテヘランで
核開発に関わる科学者が爆殺
されたとの国営ファルス通信の報道で下げを消した。
イランの
核開発プログラム
に対する制裁措置への支援を求め米国の
ガイトナー財務長官
は日本と中国を訪問する。
イランは石油輸出が妨害された場合、ホルムズ海峡の封鎖を辞さないとしている。
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ひとこと イラクのレイルガンの開発者も過去同様の手法で暗殺されている。モサッドかCIAの手法で実行されたように考えられるが、シリア情勢の不安定化が続いており中東地域全体が動揺していく可能性は捨てきれない。
米国が国内のシェールガスやシェール油田が本格的に開発されてきており、生産量も数倍に拡大する動きが伝わっている。当然ながら、生産される天然ガスや原油を売り込む先の確保は重要な政策のひとつとなりつつある。
日本に対しては電力用として売り込みロシアが狙っている分野をけん制し、マスコミの偏向報道等を利用し原発を停止させて、米国で今後生産が拡大する原油等の消費を拡大させ利益の確保を図るという戦略が目論見が見え隠れしている感じだ。
イランへの圧力も、別の見方をすれば本来供給が膨らむため取引価格の急落が起きるのを防ぎ、利潤の最大化を狙った取り組みにも見える。
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