2011/06/01 05:37
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イエメン軍の支援を受けた治安部隊が29日夜、反政府デモの続く同国第2の都市タイズ(Taez)の自由広場(Freedom Square)を襲撃し、デモ主催者などの話によると30日までにデモ参加者21人が死亡した。 自由広場では、アリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)大統領の退陣を求めるデモが、イエメン国内では最も長い4か月にわたって続いていた。 衝突は29日夜、広場そばの警察署に約3000人が集まり、拘束されたデモ参加者の解放を求めたことから始まった。 デモ参加者によると、広場を襲撃した治安部隊はデモ隊に発砲し、広場に設置されたテントに放火した。さらに、医師などによると、戦車の援護を受けた部隊が野戦病院を襲撃し、治療を受けていた負傷者ら37人を拘束した。 イエメンの野党連合コモン・フォーラム(Common Forum)は、治安部隊の襲撃について、「(サレハ大統領の)軍や治安部隊、民兵組織による人道に対する罪だ」と非難し、サレハ大統領個人の責任を追及すると表明した。 PR |
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