2011/02/27 06:24
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イエメンの首都サヌア(Sanaa)で25日の金曜礼拝の後 アリ・アブドラ・サレハ大統領の退陣 (Ali Abdullah Saleh) を求める大規模な反政府デモが各地で行われた。 南部アデン(Aden)ではデモ隊と治安部隊の衝突で26日までに4人が死亡、40人が負傷した。 また、イエメン南部では、25日に始まったデモ隊と機動隊との衝突が夜まで続いた。 医療関係者によると、衝突が最も激しかった港湾都市アデンでは、26日までに4人が死亡、40人が負傷した。 目撃者によると、治安部隊が大通りのホテル前に座り込みをしたデモ隊に向けて発砲したという。デモ隊は、32年間権力の座にいるサレハ大統領の退陣を要求している。 紅海の北側での政情不安が続いており、また、南側のジブチでも同様の状況が見られることからこうした事態が拡大すればソマリア沖を中心に活発化している海賊行為の活動範囲の拡大が懸念される。 PR |
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