ロイターによると、ギリシャの天然ガス供給会社ＤＥＰＡの関係者は５日、ガス供給めぐるロシアとウクライナの対立の影響で、ロシアからのガス供給が約３分の１減少していると述べた。

　ロシアからの天然ガスの供給量が日産で、われわれが求める６００万立方メートルに対し４００万立方メートルにとどまるとの連絡を受けたという。
　
　ただ、不足分はギリシャ北部の他の供給源やトルコ経由の輸入でまかなわれ、顧客への提供に問題はないという。

　また、ブルガリア国営ガス会社Bulgargazによると、ロシアから同国への天然ガス供給は、１０─１５％減少する状態が続いているという。
　
　欧州の南側に地域への供給に支障が生じてきており、経済的な圧力としては限定的なようだ。
　　　

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