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2008/05/20 20:38
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ジョン・リプスキー筆頭副専務理事(国際通貨基金 IMF)の講演(20日) 場 所 東 京 要 件 シンポジウムでの講演 (発言概要) サブプライムローン危機に端を発した世界的な金融市場の混乱は、まだ終息していない可能性があるとの認識を示した。 サブプライム関連の損失が ほかの地域に比べて著しく少ない アジアの政策当局者も、気を緩めてはならないと指摘した。 また、中国政府に対して人民元相場の上昇加速を容認するよう呼び掛けるとともに、アジア諸国は個人消費を促す取り組みを強化すべきだとの考えを示した。 昨年の米経常赤字は2001年以来6年ぶりに縮小している。昨年10-12月期の赤字額は1729億ドルと、3年ぶりの低水準だった。 現在の金融市場の混乱は米経常赤字の縮小につながったが、それは世界的な貿易不均衡の解消を告げるものではないと指摘した。 さらに、内需てこ入れや為替相場の柔軟性強化の取り組みが迅速でなかったとして、アジア諸国を批判した。 このため、これまでのところ最近の米経常赤字の縮小は、アジアの黒字縮小につながっていないとの見方を示した。 米ドル相場については、インフレ調整後の貿易加重ベースで、中期的に均衡の取れた水準か、それを若干上回る水準にあると述べた。 PR |
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