2011/02/01 19:56
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ストロスカーン専務理事(IMF)の講演(1日) 場 所 シンガポール 景気過熱リスクを抑えて ハードランディング を防ぐため、アジアの中央銀行は一段の利上げを実施する必要があるかもしれないとの認識を示した。 資金流入が金融安定への懸念を引き起こしている中で、一部の国の政策当局は一時的な資本流入規制を検討する可能性があると述べた。 また、各国が金融危機から立ち直る中で 世界的な不均衡が再び台頭 しつつあるとの見方を示し、景気回復の安定性がリスクにさらされる恐れがあるとも指摘した。 → ranking 需給ギャップがほぼ解消したか、既に実際に解消した一部の国は マクロ経済政策を引き締めるべきだ と呼び掛け、アジアでの最近の金利に関する行動は正しい決定だが、さらなる措置が必要かもしれないと語った。→ ranking また、不動産価格の伸び抑制や、外貨借り入れ基準の厳格化などのマクロプルデンシャル政策が資本流入抑制に寄与する可能性があると発言した。 場合によっては、資本規制の復活が一時的に役立つかもしれないものの、必要なマクロ経済政策とマクロプルデンシャル政策に代わるものであってはならないと述べた。 また、為替相場の調整が明らかに重要な役割を担う必要があるとも指摘した。 1国がこうした調整を控えれば、他国にとって自国通貨の為替相場を調整することがより困難でコストの高いものになると語った。→ ranking PR |
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