ＮＹ時間帯、外国為替市場では円と米ドルがほとんどの主要通貨に対して上昇した。

　世界銀行がこの日、世界的なリセッションが３月時点の予想よりも

　　　　　深刻化するとの見通し

を示したことから、安全資産の需要が高まった。

　高金利の運用先で資源国関連の通貨として知られる豪ドルとノルウェー・クローネは米ドルと円に対して最大の下落となった。

　原油と銅価格の下落が悪材料になったことが強く影響したようだ。
　
　また、イラン政府が今月の同国大統領選に対する市民の抗議行動で少なくとも17 人が死亡したと発表したことも中東の政治情勢が不安定化することが懸念され、円と米ドルの買いを促した。

　　　　

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