ニューヨーク外国為替市場では月間ベースでの円が対米ドルで上昇し2003年以来最大の値上がりを記録した。

　世界的に株価が低迷した１月は、低金利通貨で資金を調達し高金利通貨で運用するキャリー取引の解消が進んだ。

　円とスイス・フランはすべての主要通貨に対して値上がりしたものの未明に入ってからは売りに押される流れとなった。
　月間ベースのＳ＆Ｐ500種株価指数は大幅下落した。

　南アフリカ・ランドは中央銀行が現行11％の政策金利を据え置いたのが嫌気され対米ドルで５カ月ぶり安値に下落している。
　　　

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