ギリシャ紙カティメリニは欧州連合（ＥＵ）と欧州中央銀行（ＥＣＢ）、国際通貨基金（ＩＭＦ）のいわゆる
　　　トロイカの試算
として２011年のギリシャの財政赤字は
　　　対国内総生産（ＧＤＰ）比で9.1％
になると報じた。
　
　同紙によれば、５回目のギリシャ査察を完了させたトロイカは、同国が財政赤字の当初目標だった7.5％だけでなく、12年予算案に盛り込まれた修正目標の8.5％も達成できないと判断した。
　
　この情報源は明示していない。
　なお、ギリシャは今年いっぱいは十分な手持ち資金を確保しており
　　　追加徴税　など
により、この状況が来年初めまで続く可能性もあるという。
　
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ひとこと
　財政支出を絞った影響で国内経済の消費が低迷し税収が悪化する傾向が強まってきているようだ。当たり前といえば当たり前のことで、景気を回復する手立てを講じることなく単に支出を絞ればこうなることは最世から判っていることだ。
　
　

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