トヨタ自動車は中国で２０１２年にも新興国向け低価格車

　　　エントリー・ファミリー・カー（ＥＦＣ）

を生産、販売する方針を明らかにした。

　ＥＦＣの投入で手薄な小型車の品ぞろえを強化して急増中の中間所得層を取り込み、堅調な中国市場でのシェア拡大を計画し積極的な展開が期待される。

　ＥＦＣは排気量１０００～１３００ＣＣ級の戦略小型車で設計や装備を簡素化して新興国専用車とすることで、既存の小型車よりも低価格にすることを目指している。

　世界戦力として、すでに１０年にインド、１１年以降にブラジルで生産を始める計画が決まっているが、中国では現地の道路事情などに合わせて専用の設計にする方針と見られる。
　　　

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