2014/03/25 04:41
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世界の主要国はロシアに対する制裁を強化する方針だ。 クリミア編入手続きを完了したロシアが、ウクライナとの国境で兵力を増強しつつあるとの懸念が高まっている。 米国のオバマ大統領をはじめとする 主要7カ国(G7)の首脳 は24日夜にオランダ・ハーグで会議を開催した。 ロシアがウクライナから分離独立するクリミア自治共和国との併合など今回の危機対応における次のステップを決める。 制裁としてロシアを主要8カ国(G8)の枠組みから一時的に外す措置も含まれる。 ロシアと西側諸国との対立は、ソビエト崩壊以降で最悪となっている。 米国の当局者らはロシアの兵力増強を警告しており、ロシアがウクライナの東部と南部に勢力を拡大する準備を整えつつあるとの懸念が高まっている。 米国のローズ大統領副補佐官(安全保障担当)は、ロシアが甚だしい国際法違反を続けている。 冷戦終了以来G7が築き上げてきた秩序を乱す限り、G7がロシアと関わりを持つ必要はないとし、われわれとしては ロシアの行動に対する制裁 の種類を決める作業は終わっていないとのメッセージを送る考えだと説明した。 英国のキャメロン首相はハーグで記者団に対し、今年ロシアでG8首脳会議(サミット)を開催することはないと明確にしておくべきだと話した。 ドイツのメルケル首相はG8サミットを開催するには 「政治的な環境」 が適していないとして、断固たる結果が求められていると述べた。 ロシアのプーチン大統領がクリミア編入手続きを完了し、米欧とロシアが互いに制裁措置を発表する中、焦点はロシアがウクライナの他の地域に勢力拡張を図るかどうかに移った。 ウクライナは24日、ロシアとの国境に軍を追加配備したことを明らかにした。 PR |
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