2014/04/18 04:51
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英国金融大手 バークレイズ は、投資銀行部門の「ポジショニング」とコスト管理の計画について、5月8日に株主に説明することを明らかにした。 アントニー・ジェンキンス最高経営責任者(CEO)と財務ディレクターのタシャー・モーザリア氏は同日に、さまざまな事業分野の戦略をアナリストと投資家に説明するとのこと。 ジェンキンスCEOはバンカーらの報酬レベルについて株主の怒りを買っているほか、昨年10月の株主割当増資後、株主資本利益率(ROE)の目標達成にも苦戦している。 発表文によると、バークレイズは「より高く持続可能なリターンと成長を株主にもたらす」ための計画を公表するとした。 また、エリック・フェルダー氏をマーケット部門の責任者とし、ジョー・マクグラス、リチャード・テーラー両氏をバンキング部門の共同責任者とする人事もこの日発表した。 ジェンキンスCEOはこの日の文書で、どの事業に集中すべきかを検討中だとしている。 バークレイズは24日に年次株主総会を開催する。 5月6日には1-3月(第1四半期)決算を発表する。 なお、投資銀行部門のROEは昨年8.2%と2012年の13%から低下し、15年に11%以上にするというジェンキンスCEOの目標からはほど遠い状況となっている。 部門収入に対する報酬の割合は昨年43.2%と前年の約40%から上昇した。 15年には35%を目指している。 PR |
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