ロシア紙ベドモスチが昨年報じたところによれば、2015年２月にカザン拠点の銀行
　　　エネルゴバンク
にマルウェアである
　　　トロイの木馬「Corkow」
で攻撃を仕掛け、非市場金利で５億ドル（約580億円）超の規模のオーダーを出させた。
　
　同銀行はこの取引で２億4400万ルーブル（約３億6000万円）の損失を被ったと同社がカザンの裁判所に提出した訴状を基に伝えた。

　モスクワ拠点のサイバーセキュリティ会社
　　　グループＩＢ
同銀行の依頼を受けて調査に当たった。
　
　調査結果としては、ハッカー集団がこの攻撃で利益を得たという証拠はなく、将来の攻撃に備えたテストだった可能性があると指摘した。
　
　
　

　　　

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