2015/02/09 01:49
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AFP通信によると、政情不安が続くイエメンでは6日、イスラム教シーア派系の ザイド派武装勢力 が事実上のクーデターで権力を奪取したとのこと。 こうした動きに対し、2011年の民主化要求運動「アラブの春」を担った活動家らの間で反発が広がっており、混乱が一層拡大する可能性もある。 ペルシャ湾岸の6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)加盟国は7日、クーデターを拒絶することを明らかにし、こうした動きはイエメンの治安や一体性を脅かすものだと非難する声明を出した。 ザイド派は6日、「憲法宣言」と称し、議会解散や国家統治に当たる「大統領評議会」の設置を発表した。 この動きは一部の軍、部族関係者やハディ前政権閣僚らから支持されている。 ただ、これに対し、民主化運動への貢献が評価され、11年にアラブ女性として初めてノーベル平和賞を受賞した タワクル・カルマンさん は「無効で価値がない」と非難した。 人々がクーデターに対して立ち上がり、首都サヌアを解放することを期待していると述べた。 PR |
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