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2010/03/31 05:30
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イベルドローラ (Iberdrola) 発電、送電、流通、 電気や天然ガスのマーケティング スペイン国内第2の電力会社でエンデサ(Endesa S.A.)に次ぐ規模、再生可能エネルギー分野では世界最大の風力発電量を誇る。 水力発電所、火力発電所、原子力発電所などを保有しスペインでは900万人以上の顧客を抱えている。 1901年に設立されスペイン北部への電力供給を行っていた民間電力企業の ヒドラ・エスパニューラ社 (Hidroelectrica Espanola) ヒドラ・イベリア社 (Hidroelectrica Iberia) は1950年代以降、アメリカからの資金援助を受けて原子力発電に注力したものの、1980年半ばより 電力供給過剰 となり、債務過多で経営不振となり、債務再編と今後EUにおける規制緩和による競争激化に対応するため競合する2社が1992年に合併し、イベルドローラ社が設立された。 スペインの他、ポルトガル、中南米にも事業を展開。 スペインの電力産業に対する規制緩和を機に、不動産、通信、IT事業にも手を拡げている。 現在は中核事業以外の売却を進めており、国内、中南米およびヨーロッパでの電力事業に注力する方針を打ち出しています。 スマートメーター用通信方式標準化の取り組みなども行っています。 2007年4月英国の電力会社5位の石炭火力発電が主力の スコティッシュパワー(Scottish Power) を172億ユーロ(約2兆6000億円)で買収しヨーロッパで最大の3番目の6000メガワットまで拡大した。 2008年9月米国北東部の電力会社エナジー・イースト(Energy East)を45億ドルの現金で買収し時価総額で世界第4位の電力企業となった。 2010年2月風力タービン製造大手ガメサ(Gamesa)から、スペイン最大となる244メガワット級のアンデバロ風力発電所を3億2000万ユーロで買収した。 スペインの大手建設会社ACSグループ(情報)が筆頭株主で株式の8%を所有している。 英国グラスゴーに洋上風力発電の新会社を設立すると2010年3月発表した。 ノーフォーク沿岸での開発に注力する方針で、7200メガワットの発電能力を持つ世界最大級の洋上風力発電所の拠点とする。 また、スウェーデンの大手電力・エネルギー企業 バッテンフォール(Vattenfall) と合弁の洋上風力発電プロジェクトも立ち上げ2015年までに発電所を建設する予定だ。 英国西岸沖のウェスト・オブ・ダドゥン・サンズ(West of Duddon Sands)で2012年に500メガワットの洋上風力発電所の建設を開始する。 英国内で複数の洋上風力発電所の建設計画を有しアーガイルやタイリー島の開発権を獲得している。 PR |
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