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# 米中古住宅販売指数がローン金利の上昇が響いて昨年7月以来の低下
2025/02/02 06:59
 全米不動産業者協会(NAR)が発表した昨年12月の米中古住宅販売成約指数(季節調整済み)は
   74.2
と前月比ー5.5%低下し、全てのエコノミスト予想を下回った
 同指数の低下は7月以来のこと。
 高水準の借り入れコストと物件価格が影響し、特に西部と北東部での落ち込みが目立つ。
  
 西部と北東部はそれぞれ、2022年以来の大幅な低下となった。
 最大の市場である南部や、中西部も前月比で下がった。
 住宅ローン金利は昨年9月に2年ぶり低水準となる6%強にまで下がったが、その後は再び7%を超える水準に上昇していた。
 また、同じ時期に住宅価格も上昇しており、S&P・コアロジック/ケース・シラーがまとめた昨年11月の全米ベースの住宅価格指数は、前年同月比3.8%上昇に伸びが加速した。
 
 中古住宅販売成約指数は中古住宅市場の先行指標となる傾向がある。
 成約は通常、販売の1-2カ月前に結ばれるためだ。
 
   

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# トランプ大統領が実際に関税を導入した場合に予想される値上げを前にした駆け込み需要ではないかと
2025/02/01 07:16
 ブルームバーグ・エコノミクスの
   スチュアート・ポール
   エステル・オウ
   イライザ・ウィンガー
の3氏はリポートで、「年末にかけて個人消費は堅調で、12月には耐久消費財に対する需要の高まりを受けて加速した。トランプ大統領が実際に関税を導入した場合に予想される値上げを前にした駆け込み需要ではないかと考えられる」と分析した。
 

 
   
 
 
   
 

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# HPEのジュニパー買収、米司法省が競争阻害を主張し提訴
2025/02/01 06:48
 米国司法省は30日、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)による140億ドル(約2兆1600億円)規模での
   ジュニパーネットワークス
への買収を阻止しようと、訴訟を提起した。
 両社が合併すれば、
   企業向け無線機器市場
における競争が阻害されると主張している。
 カリフォルニア州の連邦裁判所に提出した訴状によれば、米司法省は買収が成立すれば、このセクターにおける大手が
   HPE
   ジュニパー
   シスコシステムズ
という現在の3社から2社に減少すると指摘した。
 提案されている買収が「実現した場合、ネットワーク管理ソフトウエアの価格を引き下げ、投資を促進してきた互角の争いがなくなる。」と指摘した。
 また、「HPEに対する将来の値引きや革新への圧力は後退するだろう」とも訴状には記されている。
 これに対しHPEとジュニパーは共同声明を発表し、司法省の分析には「根本的に欠陥」があり、「米国に存在する資本力のある競合他社」を無視していると反論した。
 
  

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# トランプ大統領、鉄鋼や半導体への関税を今後数カ月以内に課すと表明
2025/02/01 06:35
 トランプ米大統領は31日大統領執務室で、鉄鋼、アルミニウム、石油・ガス、医薬品、半導体など幅広い輸入品に今後数カ月のうちに関税を課すと表明、貿易相手国への関税の脅しを強めた。
 
 これより先、ホワイトハウスの
   レビット大統領報道官
は定例会見で、トランプ大統領が2月1日からメキシコとカナダに25%の関税、中国には10%の関税を賦課する意向だと説明した。 
 
 ロイターは関係者の話として、トランプ氏がカナダとメキシコに対する関税を3月1日に発動すると発表する見通しだと報じていた。
 
 トランプ大統領は、米国へ流入する
   不法移民
   違法薬物
を取り締まっていないという理由で、貿易相手国に関税を課すと脅してきた。
 
 レビット報道官は「報道は誤りだ」と発言し、「私はちょうど大統領執務室でトランプ氏と一緒にいたところだ。トランプ氏が設定した2月1日の期限は変わっていない」と付け加えた。
 
 トランプ政権による関税を巡る動向は金融市場で注目され、ビジネス界や政界の指導者らも注意深く見守っている。
 
 大統領報道官の発言を受け、外国為替市場ではドルが上昇。円は対ドルで下げ幅を拡大した。
 一時155円22銭を付け、トランプ大統領の発言にも市場はドル買いで反応した。
  
 レビット報道官は、関税が実際に2月1日に開始されるのかという質問に対し、同日で発動されると言明した。
 「もし大統領がそれら関税を撤回すると決断するなら、それは大統領が決めることだ。しかし、明日から関税は適用される」と続けた。
 
 なお、この事情に詳しい関係者によると、トランプ政権の国境管理責任者
   トム・ホーマン氏
は1月31日にカナダ当局者と話す予定となっている。
  
 関税が賦課されれば、その影響はカナダとメキシコ以外にも波及するとみられる。
 各国は次の標的となることを警戒しており、米企業は
   報復関税
の可能性に身構えている。
 
 トランプ氏は、米経済および他国との関係を再構築することを目的とした広範な政策の一環として、関税を課すことを公約に掲げて選挙戦を戦ったが、大統領就任後2週間は、公約を実行に移すかどうか
   不透明な状況
が続き、一部では関税は交渉の材料だとの見方も出ていた。
 
  

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# 南ア中銀がインフレに警戒感を持って、タカ派姿勢も明確化して3会合連続の利下げを行った。
2025/01/31 03:08
 南アフリカ準備銀行(中央銀行)は3会合連続で政策金利を引き下げた。
 一方、インフレ見通しに対するリスクは強まったと警告した。
 クガニャゴ総裁は30日、ヨハネスブルク北部で開いた記者会見で、金融政策委員会(MPC)が政策金利を0.25ポイント引き下げて7.5%にしたと発表した。
 ブルームバーグが調査したエコノミスト20人の予測中央値と一致した。
 調査対象のエコノミストのうち、0.5ポイントの利下げ予想が1人だけいた。
 
 総裁は「短期的にはインフレは十分に抑制されているようだ」としながらも、中期的な見通しは「通常よりも不確実性が高い。外部環境による重大なリスクがある」と述べた。
 「MPCは、会合ごとに決定を下すと強調したい。フォワードガイダンスは提示しない。特定の金利の道筋を事前に約束することもしない」と続けた。
 
 6人で構成するMPCの判断は分かれ、4人が今回の利下げを支持したが、残りの2人は据え置きに賛成票を投じた。
  
   

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# マイクロソフト DeepSeekのAIに好意的評価を与え、顧客に提供
2025/01/31 01:55
   サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)
は29日の決算発表後の電話会見で「今週初めに同社の株価を乱高下させた中国の人工知能(AI)新興企業
   DeepSeek(ディープシーク)
について、、幾つかの真の技術革新がある」と述べ、「今や全てが明らかに共用化されており、広く利用されるようになろう」と好意的な発言をした。
 
 ディープシークはオープンソースのAIモデル「R1」を発表し、欧米の技術に匹敵するか、それを上回る性能を数分の一のコストで実現できると主張して米テクノロジー業界に衝撃を与えた。
 
 ディープシークの登場を受け、投資家はナデラ氏率いるマイクロソフトがAIインフラに多額の資金を投じる必要性を疑問視している。
 マイクロソフトと提携先のオープンAIがAIモデルの訓練や、ユーザーの問い合わせを処理する推論プロセスをもっと低コストで行うことはできないのかと追求しているところのようだ。
 ナデラ氏は「われわれ自身、訓練と推論の両方において、ここ数年に大幅な効率化を実現している」と説明した。
 マイクロソフトは同社のソフトウエアを使いAIモデルとAIハードウエアのそれぞれ新しい世代からより優れたパフォーマンスとコスト削減を引き出してきたと付け加えた。
 
 マイクロソフトではAI製品需要に対応すべく今会計年度にデータセンターに800億ドル(約12兆4000億円)を投じる計画だが、7月1日に始まる2026年度には
   経費の増加は鈍化する
と予想していることを明らかにした。
 
 マイクロソフトオープンAIはディープシークと関連のあるグループがオープンAIの技術から出力されたデータを不正な方法で入手したかどうか調査しているとブルームバーグ・ニュースは28日に報じていた。
 
 ただ、マイクロソフトディープシークのモデルを顧客に提供することをやめていない。マイクロソフトは29日、企業がAIプログラムの設計と管理に使用できる1800以上のモデルをそろえた「アジュールAIファウンドリー」にR1を追加したことを明らかにした。
  
 

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# ECBがトランプ大統領政策への懸念や独仏の政治混乱の中で利下げ
2025/01/30 21:51
 欧州中央銀行(ECB)は30日、5回目の利下げを決める見込みだ。
 インフレ率が目標の2%に近づいているため、経済の足かせをさらに緩めることが可能だ。
 
 ブルームバーグが調査したアナリストらは、中銀預金金利が0.25ポイント引き下げられ2.75%になるという見通しで一致している。 
 
 多くの政策委員会メンバーが3月にさらなる利下げを行う可能性を示唆しているものの、大半のアナリストは、ラガルド総裁が今後の利下げについて正式に表明することはないと予想している。
 
 政治的混乱がユーロ圏の2大国であるドイツとフランスの消費者と企業の信頼感を損ねている中で、金融緩和が成長にテコ入れすることが期待される。
 
 米連邦準備制度はECBのように利下げに積極的ではないが、いずれの金融当局もトランプ米大統領の経済計画を懸念していることは同じだ。
 
 ECBは世界貿易の緊張の高まりが輸出を減速させる恐れと、サービスインフレが依然として目標の2%の2倍で推移している状態との綱引きに直面している。
 
 ブルームバーグの調査に回答したエコノミストは、6月まで4回の今年の会合全てで利下げが実施されると予想している。
 
 一方、トレーダーは利下げ観測を後退させ、1-6月(上期)に想定している利下げはぎりぎり3回だ。4月には利下げが一時停止される可能性がある。
 それ以降については、年末までにさらに利下げが実施される可能性が3分の2織り込まれている。

   

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