2015/02/08 16:28
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日本が「失われた20年」と言われている間に、世界のイノベーションを引っ張っているのはアメリカ、特に西海岸のシリコンバレーだ。 アップルやフェイスブックといった名前がすぐに思い浮かぶけれど、数多のスタートアップが起業しては消えていく世界でもある。
そんな中、次々と成功する企業を立ち上げる起業家集団がある。
オ ンライン決済サービス・ペイパルの初期メンバーとして繋がりが深く、現在もシリコンバレーで絶大な影響力を持つことから「ペイパル・マフィア」とも呼ばれ る彼らは、ご存知ユーチューブ(YouTube)をはじめ、電気自動車のテスラ・モーターズや民間宇宙開発のスペースXからイェルプ(Yelp!)、ヤ マー(Yammer)といったネットサービスまで、そうそうたる企業を立ち上げてきた。
ひとこと
キャピタルエンジェルが育たない税生態系や所得報酬の低さが日本における問題の原因だ。
世界規模の自動車メーカーの社長が7~8億円の報酬では話にならない。ここが上限で平社員まで賃金体系が組まれたのではキャピタルエンジェルは出る余地がない。
税制の上限を地方税を合わせて20%程度まで引き下げ、ゴローバル展開している企業の社長の報酬を100億円にすれば税収は増えたうえ、企業の新陳代謝が活発化して新規事業への投資家が育つことになる。
まやかしで社用族などといった企業に集る幹部社員を排除しなければ世界との格差は広がるばかりだ。
愚かな思考でもあるホワイトカラーエグゼンプションなどといった奴隷社員、社畜社員などを作る方向にしか思考が向かない経営者などでは独創的な分野を作り出す能力はない。
株主への配当金の増加や企業の規模の拡大などは望めず、利益にもならないのは明らかだ。 PR |
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