欧州株式相場は石油株が下落したものの、戦後初の同時リセッションから世界経済が回復しつつあるとの兆候が高まったことを受け、買いが優勢となり続伸した。　
　　
　ダウ欧州600指数は

　　　244.74（前日比＋0.2％）

で終了した。　

　英国の高級ブランドの

　　　　　バーバリー・グループ

はアンジェラ・アーレンツ最高経営責任者（ＣＥＯ）が英国における事業が好調であり金融危機発生から１年を過ぎた後で、高級品市場は

　　　　さらに改善していくだけだ

との見方を示したことで買われ＋5.4％の大幅高となった。

　ロイヤルＢＡＭグループ（オランダの建設会社）はロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ（ＲＢＳ）が目標株価を従来から２倍超引き上げたことが材料となり3.5％上昇した。　　
　　

　米エネルギー省が23日発表した先週の米原油在庫は

　　　３億3560万バレル（前週比＋286万バレル）

となった。
　　　
　市場予想では140万バレルの減少と見込まれていたことから売りを誘い石油株が売られ、シェルは1.6％下げ、英石油会社ＢＰは1.5％下落した。

　

　　

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