川崎汽船(9107)は2012年３月期に船舶や有価証券の売却を進め
　　　50億円規模の特別利益
を計上する見通しとなった。
　現時点で連結経常損益は60億円の赤字（前期は473億円の黒字）を見込んでいる。
　ただ、足元の急激な円高や海上運賃の低迷で収益が一段と落ち込む懸念もある。
　なお、資産売却により収益悪化を極力、食い止める狙いがあると報じられた。
　
ひとこと
　バルチック海運指数が戻り歩調が止まり始めている。世界景気の後退が出てきている影響だ。欧州経済ではドイツがＥＵ委員会によるユーロの価値の維持への取り組みに懸念を持っているようで要人の辞任が起きている。今のところはドイツがユーロを離脱することがないが．．．
　
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