イングランド銀行（英中央銀行）の発表（１日）

　信用調査報告（８月21日－９月11日に調査実施）で、住宅価格見通しが少なくとも2007年以来の最良となったことを受け、英国の銀行が今年10－12月（第４四半期）に

　　　　住宅ローンの供与拡大

を見込んでいると指摘した。　　

　調査に応じた銀行のうち差し引き18％は、与信を判断する上で、不動産市場に対する良好な見通しを考慮に入れ、消費者と企業向けの全体的な融資供与を10－12月期に増やす予定としている。

　また、住宅価格見通しは７－９月（第３四半期）の与信にプラス効果となったと指摘したうえで、さらに、今後３カ月は担保付き融資の提供のしやすさが高まると見込んでいる金融機関がわずかだか多い。住宅価格の見通し改善と経済見通しが全般的な主に寄与した要因だとして報告されていると説明した。

　英中銀による同調査が約２年前に始まって以来で初めての前向きな結果となった。
　　　　

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