2011/05/11 04:45
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三菱商事の2012年3月期連結決算(米会計基準)は、純利益が 4500億円(前期比-2.8%) に減少する見込みという。 前期に発生した有価証券損益の一過性の利益計上の反動が出るためで会見した上田良一副社長は今期の減益見通しについて前期に計上した チリ鉄鉱石関連子会社 の株式交換益など一過性要因の反動や震災の影響を織り込んだと述べた。 →ranking 出資先のチリ鉄鉱石会社の合併により216億円の株主交換差益の発生や株式売却益など金属、エネルギー部門での一過性の利益400億円の要因がなくなる。 また3月11日発生した震災や円高の影響でアジア地域での自動車関連事業の収益が落ち込むとみているという。 11年3月期連結決算によると、純利益は 4632億円(前期比+69%) と08年3月期の最高益4709億円に次ぐ水準となり、会社側の従来予想4000億円を上回った。→ranking 石炭や原油価格の上昇により金属やエネルギー部門が好調だったほかアジア地域での自動車関連事業が好調だった機械部門も伸びるなど新興国の好調な経済に支えられ非資源分野も全体的に好調だったという。 PR |
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