ドイツのコメルツ銀行が２日発表した７－９月（第３四半期）決算

　純損益は１月に買収したドレスナー銀行との統合に関連した事業再編コスト９億ユーロが響き10億5000万ユーロの赤字となった。

　また、ユーロハイポ部門を主とする営業権評価損で約６億5000万ユーロを計上した。

　一方、。ストラクチャードファイナンス商品の回復が寄与したことから、営業損益は約１億2000万ユーロの黒字となった。

　 金融危機時に182億ユーロの公的資金の注入を受けたコメルツ銀行は、09年通期は純損益が赤字になるとの見通しを示した。
　財務力の目安とされる中核的自己資本（Ｔｉｅｒ１）比率は９月末時点で11％をわずかに下回る水準だった。

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