不良資産化した住宅ローン担保証券をめぐり
バンク・オブ・アメリカ(BOA)
から和解金として
85億ドル(約6500億円)
を勝ち取った債券保有者グループの代理人を務める法律事務所
ギブズ・アンド・ブランズ
は5日、米国の住宅金融最大手の
ウェルズ・ファーゴ
の関連会社が発行した住宅ローン担保証券
190億ドル
余りを保証するプールに関し情報を求めていると発表、同行に対しても支払いを求める可能性があるようだ。
不良化した住宅ローンや差し押さえを背景に、米国の住宅金融大手5社は2007年初め以降、約700億ドルを負担させられた。
BOAの株価は過去1年間にほぼ60%下落した。
ギブズ・アンド・ブランズは先月、JPモルガン・チェースからも返済を模索する可能性があると明らかにしていた
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ひとこと 債券保有者の立場から言えば当然のことだ。株式市場でも企業の不良行為で株価が下落すれば、経営に当たっている役員が全額負担するのは当たり前のことだ。
企業のボードが管理できない者が役員として名を連ねている上場企業が目立ち社用族として企業財務を蝕み、大手を振ってマスコミ等で発言し正当化する姿を放置するのはよくないことだろう。
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