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# ラト専務理事
2007/02/11 08:07
 ラト専務理事(国際通貨基金 IMF)のコメント(10日)

 私はただ日本円が変動相場制であり、当局がここ数年間、介入を中止していることを指摘する。
 これは良い政策だ。

 日本は非常に長期にわたるデフレ期を脱しようとしている。これが日本の世界経済に対する最善の貢献だ。

 市場ではキャリートレードは非常に迅速に解消され得る。投資家はこのことを考慮する必要がある。
 
 ヘッジファンドやその他の金融イノベーションはリスクを分散し、流動性を高める上で非常に重要であり、歓迎すべき金融市場の現代化だが、新たな脆さも伴っている。

 ヘッジファンドに対しては間接的なアプローチを支持し、銀行とその取引先に関する規制に焦点を絞る対応となる。
 
 新興市場国が国債発行でますます国内市場を活用していることを歓迎する。
 その中心となっているのはこれまで国債であり、社債ではない。

 この市場は大きく進展する余地がある。マクロ経済安定の必要性が必須の条件だ。
 
  IMFは新しい収入源を必要としており、資金調達はさまざまな財源からなされるべきだ。限定的な金売却は新たな収入源の一部にすぎない。
 
 

 

 

 

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