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# 米ドルが円を除く大半の主要通貨に対して下落
2009/04/22 06:22
 NY時間帯、外国為替市場では、米ドルが円を除く大半の主要通貨に対して下落する動きが見られた。

 ガイトナー財務長官が議会で、大多数の銀行は必要以上の資本を保有していると証言したことを受け、逃避先としての米ドルの魅力が弱まった。

 米ドルは資源関連の動きにタイトに反応する豪ドルやスウェーデン・クローナ、NZドルに対して大幅下落した。

 銀行のバランスシートに関する懸念が緩和され、投資家が

     資金を高利回り資産へシフトする

との見方が広がったことも追い風になった。

 ユーロは対円で反発する動きとなったため3日続落に歯止めがかかった。

 ユーロは対ドルでも上昇する動きが強く出ている。

 ドイツの欧州経済研究所センター(ZEW)が発表した4月の独景況感指数(期待指数)がほぼ2年ぶり高水準に上昇したことがユーロ買いにつながったことや欧州株式市場の反発も支援材料化した感じだ。
 ただ、反発は弱く一時的な水準であり今後も続くかは判断できない。
    

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