2018/05/20 01:10
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フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)に部品などを供給する複数のサプライヤーはサンフランシスコの米連邦裁判所で今週開示された電子メールで 排ガス試験合格 を目的とした 違法なソフトウエア の使用を2010年に議論していたことが明らかになった。 この法廷文書は16日に開示された。 この文書によると、FCAのサプライヤー VMモトーリ の制御・キャリブレーション担当ディレクター セルジオ・パジーニ氏 は2010年に同僚宛ての電子メールで、FCAは 「サイクル検出」 を可能にするソフトウエアをディーゼルエンジンに使いたがっていると伝えた。 ここで話している「サイクル検出」とは、車両が排ガス試験の試験中であることを感知し、試験に合格するよう制御装置を作動させることを意味している。 FCAパワートレーン部門はこのソフトウエアがサイクル検出に相当しないと主張したうえパジーニ氏を説得しようとした模様。 この情報の公開を受けた18日の米国株式市場ではFCA株が急落し、一時3.3%安まで売られた。 同社では調査に関するより「詳細な全体像」がなく 個別の連絡文 内部協議 から結論を導くのは不適切だとのコメントを電子メールで発表した。 これまでFCAは、ディーゼルエンジン車の排ガス規則に対し機器を使って意図的に免れようとしたことはないと主張してきた。 PR |
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