2017/06/25 05:44
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欧州連合(EU)の首脳会議が22日、ブリュッセルで始まり、加盟国間の防衛協力強化を推進する方針で一致した。 この後、会議では英国にあるEU機関の移転問題などを協議する予定。 2日間の日程で、英国のEU離脱決定により持ち上がった課題に道筋を付ける方針。 一部採択された総括文書は、防衛分野での調達・開発共通化を進めるため、欧州委員会が提案している 「欧州防衛基金」 について、「EUの高い水準の目標を満たす鍵となる」と支持する文言を盛り込んだ。 記者会見したトゥスクEU大統領は「歴史的な一歩だ」と協力を推進する決意を示した。 EU内の防衛協力には英国が反対姿勢を貫いてきたが、英国のEU離脱が決まってから、ドイツとフランスの主導で急速に議論が進んでいる。 英国のメイ首相は夕食会で、19日に始まったEUとの離脱交渉について各国首脳らに説明した。 首相は会議を前に記者団に、離脱交渉の優先分野であるEU加盟国と英国民の権利保障の問題に関し、英国からの提案内容を示す意向を明らかにした。 PR |
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