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# 権力闘争の一端を示す文書の公開
2019/11/18 05:14

 中国政府関係者が米紙ニューヨーク・タイムズにリークした大量の内部文書により新疆ウイグル自治区の少数民族
   ウイグル人
に対する中国政府が工作し実行してきた弾圧の歴史に新たな事実が加わった。
 
 この記事はNYタイムズが16日付の紙面で報じたもので、太子党と呼ばれる共産主義国家の特権階級の出身である
   習近平国家主席
がウイグル人の取り締まりに「情け容赦は無用」と命じていた。

 この文書では、習主席のこれまで非公開だった演説の内容や、ウイグル人監視や支配に関する報告が含まれていた。
 
 NYタイムズに文書をリークしたのは、中国政界既成勢力の匿名の人物でリークによって、習主席を含めた政権幹部らによる
   「ウイグル人大量拘束の責任回避」
を阻止したかったという。

 人権団体や国外専門家らはこれまで何度も指摘してきたウイグル自治区にある多数の収容施設が各地に設けられ、ウイグル人を中心としたイスラム教徒100万人以上が拘束されていることも中国政府に近い与野党政治家や中国進出の企業の日本の国益を棚にあげた利益優先の思考を背景にマスコミの左翼的な思考とリンクした報道管制が行われ、こうした事実は日本国民に知らせることは限定的であった。

 中国共産党は米国など国際社会が批判を強めているウイグル人弾圧をテロ組織への教育などと主張しひた隠しにしてきた。 
 
 今回、NYタイムズが入手した403ページの内部文書によって、これまで知られてこなかった弾圧の実態が明らかになった。

 文書によれば、習主席は2014年にウイグル自治区の鉄道駅で31人が死亡したウイグル人による無差別攻撃事件の後、当局者を対象にした演説で
   「独裁の仕組み」
を活用して「テロリズム、侵入、分離独立」に対する「情け容赦は無用」の全面闘争を指示し、民族浄化と文化の破壊を工作した。

 2016年に陳全国氏がウイグル自治区の新たな党書記長に就任し収容施設の数が急速に拡大した。
 
 陳氏はウイグル人弾圧を正当化するため、2014年の習主席の演説内容を自治区当局者らに配布し
   「拘束すべき者たちを一網打尽にせよ」
と促したことが明らかになった。
 
 また、中国政府は自治区に帰省したウイグル人学生らが家族が行方不明、または施設に収容されたなどと知った場合の問い合わせに対する想定問答集も作成されたという。
 
 当局者らはこうした学生に対して、家族は
   「過激思想ウイルス」
に感染したため、軽い病が深刻化しないうちに(強制的な)治療が必要だと説明するよう指導されていた。

 さらに、中国共産党内にもウイグル人弾圧を不服とする者もいることが、文書から明らかになった。
 チベット族への弾圧と同様に少数民族の抵抗を殺ぐため、漢民族への道化政策が実行されいる。

 ウイグル自治区莎車県の責任者だった
   王勇智氏
は、収容施設に拘束されていたウイグル人計7000人以上を自らの判断で釈放した。
 
 独裁者としての権力を意のままに動かす習近平の指示に背いた行動は反逆的であるとして2017年から18年に取り調べを受け、処罰対象となった。
 
 流出文書によると王氏は、大量拘束によって対立が激化してウイグル人の憎悪が深まることを恐れたと当局に報告している。
 
 
ひとこと
 
 権力機構である共産主義の本質を示すものでまやかしの「平和と人権、民主」などと主張しても所詮は党機関への権力集中と党幹部が国家資産の隠蔽して私物化するとことを目論むものでしかなく、こうした行為などに反対すれば犯罪者に仕立て上げられ粛清されるか黒社会を利用して暗殺してしまう仕組みでしかないということだ。
 

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