2018/12/12 04:47
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河野太郎外相は11日の定例記者会見で 北方領土 を巡るロシアとの交渉方針などを記者団から問われたが、4回にわたって「次の質問をどうぞ」と回答を拒否した。 また、臨時国会でも「答弁を控える」と繰り返し、野党から批判を浴びた。 そもそも、戦略的に「交渉の手の内」を明かさない意図があるのは当然だが、そのほか、相手のロシアに配慮した面もありそうだ。 ただ、過去の外交交渉が単なるタカリの様相で、何ら成果もないこともあり、国民への説明を拒む「質問無視」の姿勢が批判を招いた。 河野氏は北方領土のロシア支配の正当性を主張したラブロフ露外相の発言について受け止めを問われたが、放置しており問題を解決する姿勢に乏しい。 そもそも、明治初期にロシア帝国と日本が平和てきな交渉で締結した「千島・樺太交換条約」まで領土の範囲を戻すべきであり、その水準すら至っていない交渉を進めようとする外交姿勢自体が問題だ。 PR |
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