2019/05/13 05:44
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ソウル外国為替市場と韓国銀行(中央銀行)によると、4月1日から今月8日までの韓国ウォンの対米ドルレートは 1ドル=1135.1ウォン から同1169.4ウォンへと1月近くで2.9%ウォン安ドル高が進んだ。 主要新興国の通貨ではトルコリラとアルゼンチンペソに次ぎ、3番目に下落率が高かった。 米国と激しく対立したためトルコリラはこの間、9.0%下落し、経済状況が悪く対外債務が膨大になっているアルゼンチンペソの下落幅は3.7%だった。 韓国は消費者物価上昇率が2月から3カ月連続で0%台というなか、両国とも高いインフレ率で知られておりウォンは特殊事情がある両国通貨に次いで対米ドルで国家としての投資価値の信頼性を失い売られた。 ウォンの下落幅はインドルピー(0.6%下落)やインドネシアルピア(同)、ブラジルレアル(0.2%下落)より大きかった。 この間、メキシコやロシア、南アフリカの通貨は対米ドルで上昇した。 韓国・延世大経済学部の ソン・テウン教授 はメディアの取材で 米中貿易摩擦 が激化すれば中国に 中間財 を輸出している韓国が最も打撃を受けると考える外国人投資家が多いいことや、韓国企業の競争力が低下していることをウォン安の背景として挙げた。 ひとこと これまで日本技術者の雇用でIT産業の基礎基盤を確保し、半導体市場を席巻して経済力をつけた韓国が輸出主導の経済を確保して持ちこたえていたが、半導体市場の景気が悪化し、その影響が通貨安に反映され始めたとの見方もある。 また、北朝鮮への経済支援を目論む韓国文政権が西側諸国との価値観が全く異なっており、日韓の外交問題が鎮静化する可能性が低く、素材産業が未熟で、高機能素材の輸入の大部分が日本企業からのものであり、韓国の主要企業の首根っこが抑えられていることすら、韓国民に情報を与えていないため、傲慢な姿勢で自ら地獄に落ちることすら気付かずにいる哀れで滑稽な姿を露呈することになるだろう。 PR |
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