2018/09/21 05:16
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中国中央電視台(中国中央テレビ)は18日、公式サイトに 「習近平は言う、この歴史を永遠に銘記せよ」 と題する文章を掲載した。 9月18日は1931年に満洲事変が勃発した日。 冒頭でまず「偉大なる中国人民抗日戦争は、中国人民が近代以来勝ち取った独立と自由の歴史書の中で、歌い称えるべき、涙すべき1ページだ」などと表明した。 北京市の盧溝橋近くにある 中国人民抗日記念館 を紹介し、記念館前の広場では「鮮やかな五星紅旗(中国国旗)が風を受けてひらめいている」と表現した。 次に、1945年9月2日に、日本の 重光葵外相 が、日本の天皇と政府を代表して連合国に対して降伏文書に署名したと紹介した。 中国を含む9カ国の代表が見守る中で、日本は無条件降伏の文書に署名した。 14年間の超絶した艱難辛苦の抗日戦争を経て、中国人民は勝利の曙を迎えた。 侵略者の罪は、「歴史書に永遠に書き留められることになった」などと論説した。 さらに、1931年9月18日の満洲事変を紹介した。 日本の満洲軍は柳条湖近くで鉄道線路を爆破し、中国軍の行為と誣告して、それを口実に東北軍の北大営(宿営地)を攻撃し、瀋陽を砲撃し「狂ったように侵略戦争を開始した」と論じた。 続けて、抗日戦争の過程で犠牲になった将兵について、東北抗日聯軍大五軍女性連隊の8人は主力部隊の撤退を援護して川岸で敵軍に包囲され、全員が戦死した。 彼女らの中で最年長者は23歳、最年少者はわずか13歳だった」などのエピソードを交えて紹介した。 さらに、中国側犠牲者は3500万人に達したとして、「血と火の洗礼の中で、古い中国という鳳凰は火を浴びて再生し、中華民族の偉大なる復興の新たな進軍の道を切り開いたと説明した。 文章は最後の部分で、自国の有人宇宙飛行、ステルス戦闘機J-20(殲20)、空母「遼寧」、核弾道ミサイル、戦車部隊、原子力潜水艦を写真付きで多数紹介した。 最後の部分は「中国という獅子はすでに目覚めた。ただし、平和的で、親しみのある文明的な獅子だ」と主張し、強大になった中国は「平和と繁栄の明日に向けて歩を進めている」と主張した。 なお、見出しで「習近平は言う」としたが、習国家主席の言葉を直接に引用しているわけではない。 PR |
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